だしパックは、手軽にだしをとることができる便利なアイテムですよね。お味噌汁や鍋など、さまざまな料理に活躍しますが、実はだしをとった後のパックも、捨ててしまうにはもったいないんです。
そこでこの記事では、だしパックのさらなる使い方とオススメレシピについて長崎の出汁の専門店である中嶋屋が解説します。
■だしを取るだけじゃない!だしパックの3つの使い方
だしパックは、だしをとるだけでなく、調味料として、だしがらを再利用するなど、3つの方法で活用できます。
1.だしをとる
だしパックは素材の旨味を凝縮しており、お味噌汁や鍋、スープなど、さまざまな料理に手軽に深みとコクを加えてくれます。
だしパックには昆布やかつお節、煮干しなどのさまざまな素材が使われ、素材によってだしパックの味わいは異なります。例えば、昆布だしはまろやかで上品な味わいが特徴で、かつおだしは魚介系の旨味が強くコクのある味わいが特徴です。また、煮干しだしはあっさりとした味わいで魚介の風味が食欲をそそります。
2.調味料として使う
だしパックは、パックの中身を料理に振りかけたり、炒め物や煮物に加えたりとそのまま調味料として使うこともできます。だしパックの素材によって味わいが異なるので、料理に合わせて使い分けましょう。
例えば、昆布だしは炊き込みご飯や煮物に使うと素材の味を引き立ててくれます。また、かつおだしはチャーハンや焼きそばに使うと風味がアップし、煮干しだしは炒め物や煮物に使うと旨味とコクをプラスしてくれます。
3.使用後のだしがらを再利用する
だしをとった後のだしがらも、捨ててしまうのはもったいないです。
だしがらにはまだ旨味が残っているので、さまざまな方法で再利用できます。 例えば、だしがらを炒ってふりかけにしたり、お茶漬けの具材やお浸しなどで活用するのもおすすめです。
■だしパックを使った簡単レシピ集
1.だしパックで作る簡単うどん
だしパックを使った、簡単で美味しいうどんのレシピをご紹介します。
材料(1人分)
- うどん 1玉
- だしパック 1袋
- 油揚げ 1枚
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ネギ 適量
作り方
- だしパックを水で煮出して、だしをとります。
- 鍋にだし、醤油、みりん、砂糖を入れて弱火で煮ます。
- 油揚げを軽く炒め、だし汁に入れます。
- うどんを茹で、だし汁に入れます。
- 器に盛り、ネギをトッピングして完成です。
2.だしパックで作る炊き込みご飯
だしパックを使った、香り豊かな炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
材料(2合分)
- 米 2合
- だしパック 1袋
- きのこ お好みの量
- 鶏肉 お好みの量
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
作り方
- 米を研いで、水加減を調整します。
- 鍋に米、だしパック、きのこ、鶏肉、醤油、みりん、酒を入れて、炊飯器で炊きます。
- 炊き上がったら、軽く混ぜて完成です。
3.だしパックで作るふりかけ
だしパックを使った、風味豊かなふりかけのレシピをご紹介します。
材料
- だしパックの中身
- ごま 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1
作り方
- だしパックの中身をフライパンで弱火で炒り、水気を飛ばします。
- ごま、塩、醤油を加えて炒り合わせます。
- 冷めてから、瓶などに詰めて完成です。
■まとめ
今回の記事では、だしパックを使った3つの活用方法とレシピを紹介しました。
だしパックはだしをとるだけでなく、調味料としてだしがらを再利用するなど、さまざまな方法で活用できます。
ぜひ、だしパックを余すことなく使って料理の幅を広げてみてください。