出汁の日持ちは?冷凍・冷蔵の保存方法やシーンごとにおすすめの保存容器を解説!

毎日、美味しい料理を作りたいと思っている方も多いでしょう。しかし、忙しい毎日の中で毎回出汁を取る時間なんて、なかなか取れないですよね。

そこで今回は、出汁の冷凍・冷蔵の保存方法やシーンごとにおすすめの保存容器について、長崎の出汁の専門店である中嶋屋が解説します。

■出汁はどれくらい日持ちする?

出汁はとても繊細なので、常温で置いておくと風味が落ちたり、雑菌が繁殖して傷んでしまいます。
そのため基本的には冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。
ここでは、冷凍と冷蔵のどちらが良いかについて解説します。

1.冷凍保存

●メリット
冷凍保存は、冷蔵保存に比べて長期間保存できます。2週間〜1カ月程度は風味を保てるので、まとめて作り置きしたい時に便利です。製氷皿などで小分けに凍らせておくと、使う分だけ解凍できるので無駄がなくおすすめです。

●デメリット
出汁を冷凍する際の注意点として、蓋をせずに冷凍すると庫内のニオイを出汁が吸い取ってしまう恐れがあります。必ず蓋をして密閉するようにしてください。
また、解凍には時間がかかるので、使う前日に冷蔵庫へ移しておくか、ビニールに入れて流水解凍すると時短できるのでおすすめです。

2.冷蔵保存

●メリット
冷蔵保存は冷凍保存に比べて風味が損なわれにくく、短期間で使い切る場合は冷蔵保存がおすすめです。朝の準備で忙しいときも、冷蔵庫に出汁があると温めるだけですぐに使えるので時短できます。

●デメリット
冷蔵保存は、冷凍保存に比べて保存期間が短く、2〜3日ほどで風味が落ちてしまいます。早めに使い切れない恐れがあるときは必ず冷凍しましょう。

このように、冷凍と冷蔵のどちらが良いかは、保存期間やそれに応じた使用量などによって異なります。
短期間で使い切る場合は風味を保てる冷蔵、長期保存したい場合は冷凍がおすすめです。

■出汁の保存におすすめの容器3選

出汁の保存には、耐冷耐熱の容器がおすすめです。
今回は、シーンごとにおすすめしたい容器を3種類ご紹介します。

1.種類別に分けられる小さい密閉容器

手のひらサイズくらいの密閉容器は、種類別に出汁を分けたい時に便利です。
例えば、昆布、かつお、煮干しなど、それぞれ別の容器に入れて保存しておけば、料理に合わせて使い分けられます。また、一人分くらいの出汁をストックしておくのにも最適です。

2.場所を取らないパック型容器

チャック付きのパック型容器は、出汁の分しか容積を取らないので、冷凍庫の隙間にも置けます。かさばらないので庫内のスペースを有効活用できます。

3.使う分だけ使える小分けの密閉容器

出汁をたくさん作った時に、小分けにして保存できる製氷皿などの容器です。
必要な分だけ取り出して使えるので、無駄なく使い切れます。
氷のように小分けにして冷凍しておけば、解凍するのも簡単です。

■まとめ

今回は、出汁の冷凍・冷蔵保存方法やシーンごとにおすすめの保存容器についてご紹介しました。

出汁を効率的に保存することで、いつでも美味しい料理を楽しめるようになります。ぜひ今回の記事を参考に、美味しい出汁を作り置きしてみてください。

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